脱サラしてバンコク留学
脱サラしてバンコクへ留学する漢の物語風実話。
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geene

Author:geene
東京出身の30歳です。

このblogは、これから海外へ(特にタイへ)留学しようと思っている人のため、少しでも参考になればいいなと思い立ち上げてみました。
ただ、あくまでも私個人の経験談ですので、すべての人が同じようにすれば同じようにいくとは限りません。あしからず。

ご意見、ご質問などは遠慮なく。



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宝石のなかの対称と距離
※現在タイで公開中の「PLOY」という映画についての感想です。
 実際に見たあとでないと、意味プーな内容になってしまっています。
 すまそん。。。





季節のない国のとある喫茶店。
扉と壁と窓とで外界と切り離された内側には、居心地の良い空間が作り出されている。

クーラーから吐き出される涼しい風。
耳に障らない音量のBGM。
コーヒーの芳しい香り。

深めの椅子に座りながら、窓越しにその外にある喧騒や灼熱を眺める。
人や車の往来さえ止まってしまえば、ボクの目には、それは額にはめこまれた絵のように映った。



冷涼と灼熱。

静寂と喧騒。

座と立。



内側と外側には、対称が相対していた。

その対称は、それぞれ端と端にあるのだが、どっちが良くて、どっちが悪いわけでもない。
それは対称である、ということであって、それ以上でも、それ以下でもない。



対称の距離と距離のあいだに横たわるもの。

それは風であり、熱であり、音であり、椅子であり、窓であった。







ペンエーク=ラッタナルアンの新作「PLOY」を観てきた。
表面的に見ると「等身大の男女の愛憎」がテーマとなりそうであるのだが、ボクは「対称と距離とそのあいだに横たわるモノ」の映画だと感じた。



あらすじは本作に任せるとして。

日常には対称がそこらかしこに転がっていて、その距離と距離のあいだは、そこに横たわるモノによって繋がれている。
そして、繋がれているからこそ、日常はバランスを均衡させ、それらを飲み込み時を進める。
ただし、その対称の距離が離れすぎていたり、横たわるモノが見つからなかったりすると、そこには非日常が顔をだす。

PLOYは、「夫」と「妻」という対称の距離のあいだに横たわるモノだった。
それは、「横たわって繋ぐモノ」としては、いささか配慮を欠く、どちらかというと過激で、それでいて確かに繋げるような存在だった。

離れすぎていたその距離は、非日常の介入を許さないと繋ぎようがなく、たまたま出会った横たわるモノは、PLOYという名の少女だった。

本作には、対称と距離、それを繋ぐ横たわるモノが随所に現れる。



光と影。
タイとアメリカ。
家とホテル。
表と裏。
片手と両手。
大人と子供。
錯乱と確信。
右と左。
疑惑と信頼。
白と黒。
外と内。
煙と灰。
夢と現実。
真実と虚栄。
睡眠と覚醒。
客と従業員。
少女と女性。
不安と安心。
孤独と寄添。
朝と夜。
晴と雨。
生と死。
直面と逃避。
単調と抑揚。
宝石と紙くず。



そこにはカーテンがあり、
飛行機があり、
非日常があり、
感情があり、
思い遣りがあり、
コーヒーがあり、
枕があり、
溝があり、
ポケットがあり、
光があり、
ガラスがあり、
ライターがあり、
猜疑心があり、
ソファーがあり、
603号室があり、
ネックレスがあり、
携帯電話があり、
バスタブがあり、
葬式があり、
タクシーがあり、
鉄パイプがあり、
ウォッカトニックがあり、
歌があり、
置き手紙がある。



そして、6と9を繋ぐ0。

「6」と「9」という対称。
そのあいだに横たわる、始まりの数字である「0」。

すべての物語の発端は、そういえば609号室で発生していた。



稜線を隔てて対称する物事は、そのあいだに横たわるモノによって繋がれている。
いや、「繋がれている」という受動だけではないのかもしれない。

横たわるモノをみずから探して、繋がることができる。







季節のない国のとある喫茶店。

深めの椅子に座りながら、窓越しにその外にある喧騒や灼熱を眺める。
人や車の往来さえ止まってしまえば、ボクの目には、それは額にはめこまれた絵のように映った。

窓の外にある太陽が放つ陽光は、窓の内にあるコーヒーに届く。
その賑々しい陽光は、それはそれは宝石のように、凛としたコーヒーのうえでキラキラと漂っていた。
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この記事に対するコメント
お久しぶりです。

以前、シーロムでWAKAちゃんやら何やらと送別会に行ったたじみです。

この度、僕もブログを立ち上げてみました。
早速、こちらのブログもリンク貼らせて頂きました。

不躾で申し訳ありませんが、相互リンクして頂ければこれ幸いです。宜しくお願いします。

また呑みに行きましょう!


【2007/06/14 11:09】 URL | たじみ #- [ 編集]

>たじみさん
お久しぶりです!
こっちからもリンク貼らせてもらいました。

ついに就職先決めたので、今度タイの社会についてご教授ください。

よろしくっす!
【2007/06/15 16:28】 URL | geene #- [ 編集]


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