脱サラしてバンコク留学
脱サラしてバンコクへ留学する漢の物語風実話。
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geene

Author:geene
東京出身の30歳です。

このblogは、これから海外へ(特にタイへ)留学しようと思っている人のため、少しでも参考になればいいなと思い立ち上げてみました。
ただ、あくまでも私個人の経験談ですので、すべての人が同じようにすれば同じようにいくとは限りません。あしからず。

ご意見、ご質問などは遠慮なく。



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チェルシーもいらない、小さな旅。
バスの窓から見える風景は、普段バンコクで目にする風景と似ても似つかなかった。

タイ語学校の休みを利用し、ボクは小旅行にでかけた。
小旅行といっても、本当に小さな旅行で、日帰りでナコンパトムへいっただけだ。

朝起きて向かう予定だったが、見事に三度寝したボクは、昼過ぎころにやっと南バスターミナルに到着した。
ここでナコンパトムまでのチケットを買い、バスに乗り込む。

ナコンパトムまで約1時間。片田舎の道をひたすら進む。
側道には椰子の木が林立しており、ときどき商店らしき建物や、ガソリンスタンドなどが顔をみせる。

濃い緑が支配する風景。

バンコクで見慣れたビル郡は、そこにはない。
近代的な大きな商業ビルや、駅前に居を構えるオフィスビルなど、遠くまで見渡しても見つからない。

たおやかな風景が続く。

車窓から見える景色が賑やかになり始めたとき、目の前に突如として現れる大きな仏塔。

chedi.jpg


ナコンパトムには、予定通り、1時間でついた。

仏塔から少し離れた場所で、バスは停車した。
小さいながらも活気のある街を歩きながら、仏塔を目指し歩き始めた。

いきなり仏塔を見に行くのは、いささか乱暴な気がしたボクは、周囲を散策してみることにした。

バスの停車場から仏塔までの間にある細い横道を入っていくと、そこには生鮮市場が広がっていた。

獲れたばかりなのであろう、まだ動いている魚やナマズ、海老やイカなどがびっしりと銀色のバットに詰め込まれている。部位単位に切り取られた鳥や豚なども並び、生物独特の匂いのする市場が広がる。

10分ほどそぞろ歩き、仏塔へ。

近づくほどに見上げないと全貌が見えない仏塔。
数段の階段をのぼり、仏塔の近くへ。

仏塔の上部には無数の小さな穴があいており、そこに鳥が住み着いている。
チーチーと囀る小鳥の軍勢を下から眺めながら、仏塔の周りを廻る。

左に仏塔を眺め、右に回廊を眺める。
同じような風景が延々と続き、ふと気付くと、同じ風景に出くわしている。
いつのまにか仏塔の周りを2週していた。
そんなことにも気付かないほど、ボクの頭はとろりとしていて、時間もまたそれを受容する。

thambun.jpg


仏塔以外には差し当たりめぼしい場所が見つからなかったため、コーヒー屋でも探し休憩することに。

が、コーヒー屋らしき場所がない。
仕方なく、道沿いにあった屋台のコーヒーを買い、隣で売っていたข้าวหลาม(カーオラーム)というナコンパトム名物らしいお菓子を買って休憩。

竹筒に入っている割には竹の風味のまったくないモチ米のお菓子を、例の甘みがふんだんにきいているコーヒーで流し込む。

khawlam.jpg


若干の胃もたれをすでに感じつつ、電車の駅へと足を運ぶ。

久々に電車の旅もしてみたかった。

17:30にナコンパトムを出発した電車は、縦に横に揺れながら、その足元を確認するかのように、ゆっくりと、ところどころで停車しながら、バンコクへ進む。

開けっ放しの窓からは、砂混じりの風がはいってくる。
ざらざらとした感触のなか、空は次第に色を失っていく。

薄い青色から、鮮やかな橙に変わり、やがて灰色に落ち着く。
それと反比例するように、灯りの少ない街から、夜でもにぎにぎしい灯りを携える街に風景は変わっていく。

1時間での到着予定を大幅に超え、電車は2時間後、バンコクのファランポーンに到着した。

ファランポーンには夜行列車の出発を待つ旅行者や、実家に帰るのであろうタイ人など、大勢の人が立ち込めていた。

これから始まる旅を、楽しみにしているような、不安がっているような。
小さな小さな旅を終えたボクには、なんだかそわそわしているような感じに見えた。
今日の昼、きっとボクもそんなそわそわした面持ちだった。

バンコクに向かう車中。
たった数時間の小旅行だったのに、なんだか長いことバンコクを離れた感覚に陥っていた。

普段、見慣れない風景を見たせいか。
普段、経験しないことを経験したせいか。

「なにかしなければ、なにもはじまらない」

誰かの格言。
バンコクにきてから、たいした冒険もせずにいた自分だから、きっとこんなことでも、自分にとってはそれなりの冒険とうつったのだろう。

長いこと離れていた自分に久しぶりに会ったから、そんな感覚に陥ったのかもしれない。

チェルシーもいらない、小さな旅。
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