脱サラしてバンコク留学
脱サラしてバンコクへ留学する漢の物語風実話。
プロフィール

geene

Author:geene
東京出身の30歳です。

このblogは、これから海外へ(特にタイへ)留学しようと思っている人のため、少しでも参考になればいいなと思い立ち上げてみました。
ただ、あくまでも私個人の経験談ですので、すべての人が同じようにすれば同じようにいくとは限りません。あしからず。

ご意見、ご質問などは遠慮なく。



最近の記事



最近のコメント



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[PR] 台湾ワーキングホリデー


絵空事の第一章
飛行機がその重い機体をのそりと傾け、ずっしりとしたスピード感でその体を宙に放り投げる。

ボクは心臓を地面に落としてしまったかのような感覚を覚えながら、フワリと浮いたその機体とともに、日本へ向けて出発した。







一年前の今頃、ボクは来る日も来る日も仕事をしていた。
朝起きて、会社に行き、夜もとっぷり暮れたころ家に帰る。

嘘をついた。

朝起きれずに、昼頃会社へいく日も多かった。



会社から携帯を持たされていた。

夜中の3時4時に電話がかかってきては起こされ、システム障害の対応をした。

夜通し仕事をしなくちゃいけないような日もちょいちょいあった。

朝方に仕事が終わり、トイレで髪を洗い、手を乾かすアレで髪を乾かし、床にダンボールをひいて寝た。
朝方だから、寝て1時間も経たないうちに皆出勤してくる。
寝ぼけ眼を無理やり目薬で開いて、また席に戻る。



そんな日々を過ごしていた。
まさか仕事を辞めて、あてのない留学生活をするなんて、想像の粋を超えない絵空事だった。

そして、絵空事と思い描いていたバンコク留学は、現実となり、半年が経ち、第一章の終わりを迎えた。





6ヶ月が経った。
ボクの留学生活は終わりを迎えた。



ボクはなにができるようになったのだろう?
ボクにはなにが身についたのだろう?



タイ語を話せるようになった。
タイ語を聞けるようになった。
タイ語を書けるようになった。
タイ語を読めるようになった。



でも、そのレベルはまだ低く、胸を張って「ボクはタイ語ができるんだ」とは言えない。





じゃー、ボクはこの6ヶ月でなにを得たのだろう?





当初、寂しい毎日だった。

知り合いもいないし、ましてや友達もいない。
学校帰りにMBKに行ったりサイアムをふらついたり。
土日は住居のあるアヌサワリーから外へでることは稀だった。



授業が始まり、クラスメートができた。
日本語のボランティア教師をやった。
インディーズのライブを見に行った。
店を開く友の手伝いをした。
ディスコにいった。
飲み会に参加した。
飲み会を開いた。



一つ一つの経験が血となり肉となり、言葉となり会話となり、友達となり仲間となった。

いつのまにか、独り寂しく土日を過ごすことはなくなっていた。





ボクはこの6ヶ月でなにを得たのだろう?





日本に一時帰国することが決まったとき。

「また会えるのを楽しみにしています。」
といってくれる友がいた。

「早く帰ってきてくださいね。」
といってくれる仲間がいた。

「いってらっしゃいませ、ご主人様。」
といってくれるメイドたちがいた。



日本へは一時帰国なんだから、感傷的になることなんてないと思っていたんだけど、ボクには感傷的になる理由があった。





ボクはこの6ヶ月でなにを得たのだろう?





感傷的になった理由。

ボクはこの6ヶ月で、「感傷的になった理由」を得たのだろう。
きっと。






約6時間後。

体がフワつく感覚がなくなった。
成田には定刻を30分ほど過ぎて到着した。

日本は暖冬だと聞いていた。

でも、長袖Tシャツ一枚で成田に降り立ったボクの息は白く、震えを伴うほどの寒さだった。

つい6時間程前までの暖かさは、現実ではなく記憶のものとなっていた。

時計の針を2時間前倒しにし、白い息をひとつはき、ボクは家路につくことにした。
スポンサーサイト

[PR] 台湾ワーキングホリデー


この記事に対するコメント
爆笑面白動画のサイトを更新しました。

「お笑い 動画」カテゴリーの所です。

もしよろしければ息抜きを兼ねて
遊びに来て頂ければ嬉しいです。

http://youtubeyourtube.blog95.fc2.com/
【2007/03/15 01:14】 URL | YouTube 動画 #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバックURL
→http://geene.blog58.fc2.com/tb.php/89-be8b5fb9



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。